(また番外編)てっぱくに行ってきました

遊んでないでさっさとソフトを書かねばとは思いつつ、久しぶりに東京にいったので、ちょっと足を延ばして鉄道博物館に行ってきました。口実としては「鉄道システムのお勉強(^^)」です。

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月曜日でしかも雨でしたので、開館前から並ぶ人も少なく、ミニ運転列車の整理券も早い回をゲットできました。 整理券の時間まで間がありますので、のんびり実物の展示を見て回ります。

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新幹線の総合指令室の表示盤(の一部)です。テレビや映画では時々見かけましたが、実物を間近で見たのは初めてです。カッコイイですね、

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列車番号表示用のニキシー管もしびれます。

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東海道新幹線の東京駅も昔は4線だったんですね。

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字幕式の案内表示は旅情をかきたてます。

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さて、時間になったので

電車を運転するためにミニ運転列車の列に並びます。 お子さん連れの若い親子ばかりの中、おじさんは鉄おた全開で一人で並びます。 雨のせい?かシステムが不調で、何度か再起動していました。起動時には全ての信号機が一斉に赤→黄→緑と3巡ほどします。

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外回りはATCの車上信号式で、内回りは地上信号のATSです。また運転台は、ワンハンドルタイプと自動ブレーキの2ハンドルタイプがあるそうです。

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再開したらすぐにおじさんの順番がまわってきました。ATSの2ハンドル車(やった)の初代成田エクスプレスでした。

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あれ、前が見えない。

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係の方がガラスを拭いてくれましたが、ワイパーがないのでほとんど前が見えません。信号の色はわかりますが、閉塞か出発かの区別がつきません(場内は2個並んでいるのでなんとなくわかります)。特急なのでフルノッチのまま途中駅を通過します。速度制限標識も直前まで読めませんでしたのでガン無視です。 特急ですが停止操作を一回もしないのもなんなので、最後の中間駅(汐留)だけ停車しました。その後、乗降駅の手前が注意信号でしたので60km/hくらいまで減速、すぐに青に変わりましたが、その先が警戒現示でしたのでさらに減速します。でも、メーターで30km/hだとほとんど止まりそうなので、信号を無視して45km/hくらいまで加速します。その後、急カーブを曲がって無事に乗降駅(万世橋)に到着しました。ほんとは赤信号を無視したらATSがどんなふうに動作するか試してみたかったんですけど(コラ)、あいにく追いつける距離に先行列車がいませんでした。

ふたたび館内に戻りました

実車展示も新旧たくさんあっていいですね。おじさんの好きなC51がありました。デフレクタや空制がついてないともっといいんですけど。

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模型コーナーもちらっと見ました。さすがに本業が鉄道の会社が運営しているだけあって素晴らしい線路状態です。敷設精度、通電状態、カントや緩和曲線などがきちんとしていると、模型でも流れるように走るんですね。

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この裏面がとても見たいのですが...

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一日たっぷり楽しめそうで名残惜しいのですが

都合で昼前に出発します。大宮駅まで一駅ですがニューシャトルに乗ります。これもアトラクションみたいです。

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大宮まで戻ったところ

事故の影響でダイヤが乱れていて、ちょうど止まっていた30分遅れくらいの小田原行きにのりました、そしたら...

ホームで「本日さいたま新都心は通過」と言っていたので変だなと思ったのですが、大宮を出発してまもなく埼京線の線路に入りました、えっ? さいたま副都心には埼京線のホームはないので止まれません。次の浦和まで行ったら、高崎線側には先発の上野行きがいました。両車、ほぼ同時に浦和を発車します。

しばらく並走しましたが途中から隣の上野行きが先行します。そっちの線路が通れるならなんで埼京線の線路に入ったの?と不思議に思っていたら、少し先で上野行きが信号停止していて、こちらが先行します。そして上野行きを追い越してまもなく、川口の手前で下り本線を平面クロス(!)して高崎線の線路にもどりました。おそらく東海道線への影響を軽減するために直通列車を優先したのでしょうが、複々線(京浜東北もあるので3複線か)を追い抜きに使うなんてオドロキです。高度な保安・管制システムがあるからこそできるのでしょうけど、東京圏ではダイヤが乱れるたびにこんなことをするのでしょうか?恐るべしJR東日本

小田原行きに乗車したまま上野東京ラインを初体験して東京駅まで戻りました(「雨だし急こう配で空転するかな」と期待?したのですが残念ながら大丈夫でした)。この日は夕方まで待てば山手線でE235初体験もできたのですが、用事もあるしもうおなかいっぱいでしたのでやめておきました。

まとめ

遠い昔、父親に連れられて万世橋交通博物館に行って楽しかったことが今でも記憶に残ってます。今の鉄道博物館の展示内容はそれより数段パワーアップしていますので、小さいお子さんのいるお父さんお母さんは、ぜひ一度(一度と言わず何度でも)、親子で行ってみるといいと思いますよ。